2020/07/06
こんにちわ!
薬剤師のT3です。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。
本日は新型コロナウィルスの対策に負けない免疫力アップについてお話しをしていきましょう。 2013年には和食がユネスコの無形文化遺産にもなり、日本人の先祖が代々守り続けた和食は現代を健康に生きる日本人の贈り物です。 必要な栄養をしっかりとることで免疫力を上げ(4つのポイント:腸内環境・粘膜正常・内臓温度を上げる・血流促進) 、適度な運動、良質な睡眠、ストレス解消を心がけ、病気に負けない体づくりをしていきましょう。
3密を避け、うがい手洗いは基本ですよ!
<和食の基本、一汁三菜で免疫力アップ>
⓵ご飯 :主食として、食卓全体の調整役として機能している。
⓶汁物
★味噌汁:味噌は発行食品の王様(抗酸化作用、殺菌・消化を助ける整腸効果、がん予防など)ですが、塩分の摂りすぎには注意し、塩分控えめの方は汁少なめにして具沢山の味噌汁を心がけましょう。
★おすすめ味噌:仙台味噌(抗酸化物質が白味噌の10倍)
★おすすめ具材:わかめ・めかぶ(コロナ対策)、豆腐(免疫機能の活性など)、長ネギ(抗ウィルス作用、免疫調整効果、焼きネギは更に免疫効果が上がるなど)、干ししいたけ(免疫力増強、がん予防、ビタミンDが豊富など)、小松菜(ビタミン・ミネラル、抗酸化作用、殺菌・解毒・消化促進効果など)など、他にも色々とアレンジしてみましょう。
★すりおろしの隠し味:生姜(強力な殺菌力、内臓温度を上げるなど)、ニンニク(強力な殺菌力、免疫細胞の活性化など)
⓷主菜: メイン料理である主菜は、肉(鳥むね肉:疲労回復)や魚(アジ、サバ・イワシなどの青魚にはDHA・EPAやビタミンDなどが豊富、鮭は抗酸化作用やビタミンDなどが豊富、タラは消化が良く疲労回復効果)、卵(完全栄養食品と言われるぐらい栄養バランスがよく、足りないのはビタミンCと食物繊維ぐらい)などのタンパク質を摂取する。同じ肉や魚でも、蒸す、焼く、揚げるなど調理法を変えればメニューのバリエーションも豊かになる。
④副菜:主菜だけでは摂取しにくいビタミン・ミネラルや食物繊維は、副菜で摂取する。箸休めや全体のバランスをとるのに、欠かせない存在である。
<1日1回は摂取したいおすすめ食材>
★納豆(ビタミン・ミネラル、殺菌作用、免疫力増進、血液改善など)
★乳製品:ヨーグルト(腸内環境)、牛乳、チーズなど
★果物:皮付きリンゴ(抗酸化作用、免疫細胞活性化)、バナナ(黒い斑点が出たバナナほうが免疫細胞の活性が高い)など。
★ウイルス感染症時期にはとくに!:海藻類(昆布、わかめ、めかぶ、もずくなど)に含まれるフクダインは新型コロナウイルス肺炎の重症化を防ぎ、岩のりやテングサのグリフィシンはウイルス感染予防に効果があると言われています‼
<その他、忘れていけない食材>
かぼちゃ(ウイルス・がん予防効果、ビタミンA)、ニンジン(抗酸化作用、粘膜正常)、大根(抗酸化作用、殺菌、解毒・消化促進効果→熱n弱いので大根がおすすめ)、トマト、ブロッコリー、アボカド、白菜(がん予防の効果)、キムチ、キノコ類(しめじ、えのきたけ、キクラゲなど)、長芋、山芋、ひじき、ゴマ、レバー、緑茶(殺菌作用)、紅茶(ウイルス感染力低下)、豆乳など。
<新型コロナウイルス対策として、1日1回は一汁三菜を取りましょう>
新型コロナウイルスから身を守るには免疫力を高めることが大切です。塩分や油分などを取りすぎないように調味料の使い方に留意して、バランスのよい食事を心がけましょう。
(ファーマアイ便り4月号より)
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